新たな取組み
「もち麦未利用部位」の有効活用
もち麦(もち性大麦)とは?
大麦には、「皮性とはだか性」、「二条と六条」、「うるち性ともち性」があります。 キラリモチは、はだか性の二条大麦のもち性大麦のことで、麦ごはんなど様々な用途に利用されています。
もち麦の未利用部位とは?
お米の「精米」のように、麦も「精麦」を行います。精麦工程では、種子表層から胚乳上層部位までを削り込んで製品を作ります。搗精歩留(製品の歩留)は、一般に裸麦が60%となっています。
もち麦(キラリモチ)においても、搗精歩留は約60%であり、搗精後に残る40%の部分については、現状廃棄されています。この部分について、鳥取県鳥取市国府町の農事組合法人まごころ農場ひろせ様より、何かに利用できないかご相談いただき、活用する方法を検討しています。
<出典>
鳥取短期大学 生活学科 食物栄養専攻:古都丞美,野津あきこ,逢坂秀樹